2005年 9月 2日 (金) 20:50


ギヤ地、ギヤ地、また、ギヤ地…
by 鶴城屋

とりあえず、ブログってのは初挑戦なんで、
お作法とかよく知らないんですが、つらつらと書いていこうと思ってます。

今日の仕事は、ギヤ地 製作で1日おわりました。
ギヤ地ってのは、ギヤになる前の センバン加工済みのワーク物のことです。
NC旋盤で 鉄の丸材を加工して、
外径や 全長を 図面通りに製作していきます。

午前中は、φ170 x 265L の SCM材を ギヤ地加工
(φ170ともなると、結構重くなりますよね…(^-^;;)
お昼からは、2台のNC旋盤使って、昨日やり残していた加工を終わらせてから、
16時ぐらいから、
φ46棒材を、φ45と φ42 のギア地にする製作をしました。

材料はS45Cなんですが、材料屋から取り寄せると時間がかかってしまうんで
工場内にある S45C棒材をリサイクル利用(笑
そのリサイクル棒材の長さもまちまちなんで、
毎回毎回ワーク原点あわせて、突っ切りバイトで切り落とし。

でも、穴交差が +0.005から +0.014だったんで、結構シビアでした。
7個必要だったんですが、2個失敗しました↓↓

ギア地じゃないなら、
切り落とした後に、加工おわった端面の側を掴んで、
反対側から、穴を仕上げるところですが…
(この方法だったら、穴交差は結構ラク)

ギヤ地の場合は、ギアの精度を上げる為に
「外径」と「穴」を 同時に仕上げてます。(ウチだけかも 知れないけど…(^^;)
「穴」の芯ブレは 極力なくさないと駄目ですから。

それで、
穴交差計測で +0.0とか +0.02 とか、外れると orz 状態になります。
いや、まぁ、余ってるS45C棒材をリサイクル利用しなければいい話なんですけど、
やっぱり勿体ないですし…








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