2005年 10月 28日 (金) 22:01


弊社で、小型ギアはどこまで製作できるのか!?
by 鶴城屋

先日インターネット経由にて 小型ギアの製作の案件がありました。
神奈川県のT社様です、
弊社を見つけてくださり有り難うございますm(_ _)m

その加工内容は M0.6 と M0.8のギアです。

通常、M1未満のギアは「小型ギア」と呼んでいます(^^
小型ギアとなると、歯車の歯が小さくなるので、
より一層の精度が必要になってきます。

また、
そのモジュールに対応したカッターが無いと加工が出来ません。


弊社では、M1未満のカッターは、
0.4
0.5
0.6
0.75
0.8
を揃えております。

ですが、M0,4は 精度的に保証出来ないので、お断りすることが多いです。
一番多いのが M0.5ですね!
1の半分なんで、設計がしやすいのでしょう☆

あとの M0.6 M0.75 M0.8 は、滅多に加工しません。


余談ですが、
RCカーや ラジコンヘリなんかは M0.4とか M0.6とかの歯車を
使ってると聞いたことあります。
精度が良いM0.4の歯車なんて、特注の部類になると思うんですけど、
ボビー用途でも あるんだなぁーという感じです。


で、
話を戻しますと、
小型ギアの場合…精度が悪いと 回転不良に すぐ繋がります。

また、高周波焼き入れは不可の場合が多いです、焼き入れで歪む為!
なので、タフトライドや窒化処理で 硬度を上げる場合が多いです。

他には、ギア地状態で焼き入れをしておいて、超硬ホブカッターで仕上げるというやり方もあります。
(弊社にある超硬ホブは セラミック用の、M2とM3のカッターしかないですが…(^^;;)


とまぁ、弊社では、小さい歯車は M0.4までです。

それ以下となると、射出成形とかになってしまうんでしょう、多分
(↑すみません、この辺は 知識不足です…)


今日はいろいろバタバタで 仕事日記はお休みします。
明日の土曜日は久々出勤なんで、今日は早めに寝ますー
お疲れ様です。








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