こんにちは、今日は 銅合金をギア地製作加工しつつ、
一方で フランジ部品(s45c)を旋盤加工やってました。
たまに 快削真鍮・りん青銅などのギア加工の依頼があります。
快削真鍮には 鉛(Pb)が含有されておりますので、サクサク粘り無く削れるのですが、りん青銅は粘りっこいので 同じ切削条件でやると 切り粉が巻き付いて大変なことになります。(^^
↑りん青銅の材料を加工中(外径φ130)
2枚目の写真のように 切り粉が巻き付くと、
加工中のワーク品物に「傷」をつけてしまう可能性大です。
ですので、
なるだけ切り粉を巻き付けないようにする工夫が必要でしょう。
今回は 送りを F0.35ぐらいまで上げて、切り込み量を片肉1ミリに減らして加工しました。
(送りを上げると負荷がかかるんで 切り込み減らして負荷軽減)
※快削真鍮は、送りF0.25 切り込み片肉2.5ミリで 削りました
これが、鉄系(S45C や SCM440)とかになると、また切削条件が変わってきます。
多分、こういう切削条件を判断するのは「慣れ」だと思います。
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by 鶴城屋
│2006/10/07 00:38
│仕事(加工ネタ)