こんちはー
昨日は夕方から 長目のシャフトの加工にとりかかったのです。
φ80 x 715 S45Cです。
こういう長いワーク素材は、旋盤でセンター押しをしてから加工します。
ですので、あらかじめセンター穴をあけておかねばなりません。
(センター穴揉み とも言う)
センター揉みする場合、こういう長物は、ふつう「ブレ止め」という道具を用いて加工するのが一般的です。
↑こんな感じの長いやつね
この旋盤は芯間が1000ミリですので 700ぐらいなら結構余裕あります。
↑弊社自家製の センター揉み工具
こういう形状のほうが 長いシャフトには便利につかえるのです。
(内径ホルダに センター工具つけると、NC旋盤の刃物台のぶんが加工範囲制限される為)
難点は、芯出し面倒なところか!?
で、この後
通常なら「固定ブレ止め」を 装着しなきゃいけないんですが、
めんどくさかったんで
「自分の手で ブレ止め」(笑)
↑かなり邪道です、セオリー無視
いいんです 加工出来上がれば、どんな方法使ったって(^^)
汎用旋盤ならいざ知らず、
NC旋盤で「固定ブレ止め」を持ち出してきて装着するだけで30〜40分かかっちゃうんですよ。
1個モノの為に、そこまでやるのは面倒ちゃん。
↑無事 センター揉み出来ました。
この後、荒削り工程までやって今日は終了。
明日は仕上げ工程。
その後、スプライン切って「スプラインシャフト」と相成ります。
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by 鶴城屋
│2006/12/15 04:03
│仕事(加工ネタ)