2007年 3月 12日 (月) 00:36


SKS3のギアとか、スプラインシャフトとか
by 鶴城屋

2月から3月にかけては、普段の年度周期から言えば、
たいていヒマになる時期なんですが、なぜか不思議なことに 弊社はいろんな加工案件に追われております。。。


というか!
「この見積もり値段じゃ 注文とれないだろー」と思うような高値の見積もりでも
「注文しますんで製作お願いします」というケースが続発中(><;


パチンコの確変状態かょ!!!!
と 思わずツッコミしてしまいそうな勢いです。。。。

いやはや、有り難いことですが…仕事に追われてます

 
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そんでもって、先日材料を取り寄せたSKS材料
うー、
あまりSK材は加工したくないのだが、そうも言っていられない。。。
(なぜやりたくないかというと 材料が高いから)


↑これで 材料代@10000円 たけーよ!

  4枚なんだけど 失敗できなーい(^^;

  工程は レース加工→歯切り→焼き入れ→穴仕上げ

  焼き入れ後の穴仕上げで失敗しそうな予感
  ((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル

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↑金曜日加工してたブツ

  歯面高周波焼き入れ後に、穴仕上げと端面溝入れ(端面ヌスミ)加工してたもの。。。。13枚あるけど 丸一日かかった。
  端面溝入れ(端面ヌスミ)加工が も少し早く加工出来ればいいんだけど、うまい方法がわからず。
  範囲はφ270〜φ100までの間。深さは16ミリです(両面)
  うまい方法、誰か教えてください(><)ノ

  ※現在は 三菱マテリアル製の8ミリ幅のチップで切削してます。

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↑土曜日加工してたブツ

  なにやらモーターに組み付けて使うらしいシャフト
  材質は SNCM447の調質材です。
  粘り&硬い ので結構めんどうな材質

  先端に角スプラインを切って、焼き入れして納品します。

  ※去年試作で1本作ったら、3月になってリピート注文が来たもの
  このままリピート品になるのかな?


↑ダイアルゲージにて芯だし

  モーター内部に組み付けられるので、寸法精度も要求されますが、なにより大事なのが、同軸度であります。

  今回は 粗加工後に、仕上げ直前にダイアルゲージにて一個一個心だし確認。手間暇かけてます。

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最後は、土曜日の夕方やっていた加工ブツ


↑複合旋盤にて、エンドミル加工

  これはフラターテックさんからの加工依頼のもの
  最終的にウォーム形状に仕上げます。

  この日は φ8エンドミルで荒取りだけしたところ。

  SUS材だから、結構気を遣います。
  エンドミル切れなくなったら、ワークが駄目になっちゃう可能性大
  エンドミルが切れてる状態なのか、切れてない状態なのかを判別するには「切削中の音を聞け!」という、なんとも曖昧な判断基準ですが…


  サクサクっと終わらせたいです((( ̄ー ̄)

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