中古ボブ盤、搬入しました

こんばんは！
土曜日(5/27)朝、雨の降る中、中古機械の搬入を行いました。


３月ぐらいに購入手続きしておりましたものです。
もとは横浜あたりの歯切り屋さんにあったものですが、後継者がいなく廃業するから中古に売りにでたとこことでした。


中古ボブ盤（カシフジ KS-300 1982年製）
重量は７．６トンあり、とても天井クレーンでは降ろせない重さです。
天井クレーンは２トンなので…

また、意外と機械自体の高さがにあり、トラックが低床ボディだったので、
運送屋トラックがなかなか工場に入らず、初め予定通りにいきませんでした。




↑クレーンで降ろしているところ

　　天井クレーンでは駄目なので、
　　２５トンのクレーン車を手配して降ろしております。



↑なんとか降ろし終わったところ

　　まだ
　　レベル出しとか、電気配線とか、油圧ユニットの接続とか
　　してないので使えない状態です。

　　なかなか状態はいいようです。
　　さすが、カシフジ歯切り盤、重量感があります（＾＾
　　新品の値段（当時）は かなり値段高かったろうと予想できます。


このホブ盤は「生産式ホブ盤」という種類のものです。

通常のホブ盤とどー違うのか？
というと、簡単に説明すると…


○ ■
　←

○：カッター
■：削る対象ワーク

通常の汎用ホブ盤は、カッターをワークに接触させ切削する場合、
手動ハンドルを回し ワークを近づけて切削します。

　→
○ ■
　←

生産式ホブ盤は、自動的に近づけて終わったら自分で離れるという、
メカニカル構造になってます。

自動的に動いてくれるので大量生産に向いているということです。


しかしまぁ、残念なことに、
こういうホブ盤は最近は生産されておりません。
日本製のホブ盤は NC式のものしか、生産されておりません。

また、中古の日本製ホブ盤は 海外に多く流出してます。

ですので、
状態のいい中古ボブ盤は滅多に出ません！
しかも九州管内は皆無

この度は、関東のほうから購入したのですが、
今後も 同じように中古機械の出物があるとは限りません！！


「買わずに後悔するぐらいなら、買って後悔しろ！」
という、良い言葉だか悪い言葉だか よくわかんない格言に背中を押され、
購入したのです（笑


すぐには活用する予定は無いのですが、
この機械をフル稼働させるよう、会社の仕事を増やしていくよう努力しなければならないですね（＾＾


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