2006年 1月 26日 (木) 00:35


さてさて、そろそろ本腰入れて決算考えるとします。
by 鶴城屋

こんにちは。
以前の記事でも ちょろっと書きましたが、弊社は「1月末」が決算です。


皆さんご存じの通り、会社には法人税という税金がかかります。
法人事業税・法人県民税・法人市町村民税 などをひっくるめて
「法人税等」と よく言います。


この法人税等 は ひらたく言えば 会社の利益(もうけ)にかかる税金です。


そこで、
利益から税金を取られるくらいなら、利益を少なくして税金をあまり取られなくしよう!
という考えが あります。
「節税」とか「節税対策」とよく言います。


利益をすくなくしたんじゃ、会社危なくなるんじゃないの?(潰れるんじゃないの?)

という風に、
財務の経験がない方は 疑問を持たれる方がいるかもしれません。


ですが。。。
なにも 無駄遣いして 無理矢理利益を減らす訳ではありません(^^;



では 実際 弊社で行っております「節税対策」をご紹介します。

・役員報酬を増やし 社長個人の所得にまわす
・役員個人からの借入金に 利子を付けて返済
・少額減価償却資産の特例 を使い 30万以下を一括損金参入

とまぁ、他にもあるんですが、
主なところは3点です。



要約すると、
・会社の儲けは 個人の移すようにしてる
・設備の減価償却にて 利益の先送りをしている

ですね!


決して 無駄遣いして「利益」を減らしているのではないのが、わかっていただけると思います(^^)


まぁいざとなれば 役員報酬を下げれば
会社の利益を出すことが可能なんで、会社が危なくなることはありません。



もちろん、個人の所得には「所得税」がかかりますし、
少額減価償却資産の特例を使った償却資産には「固定資産税」がかかります。


後「節税」ばかりすると 自己資本が増えていかないので、
自己資本比率が高くなりにくいです。

※自己資本というのは「資本金」と「剰余金(利益のあまり分)」



私が以前の会社で聞いていたものに
「自己資本比率が10%切っている会社は危ない…」
というものがありました。。(^^;

やはり、銀行さんがよく見るところも「自己資本比率」だそうですよ。
(他にも「キャッシュフロー」とかも重要ですよ!)



ですので、弊社では
ある程度「節税」して、ある程度は「剰余金」に回してます(^^)
そのサジ加減が結構苦労するところでもあります。



最後に!
私は 会計士・税理士ではありませんので、
ここでの記事を参考にして 損害を被られたとしても、一切の補償はできません。
ご注意お願いいたします(^^;;;


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