2006年 2月 8日 (水) 21:17


あいかわらず寒いっすね〜
by 鶴城屋

「大寒波、襲来この冬、何度目か!?」
そんな言葉 がつい出てしまうように 寒いです(^^;


↓しばらく更新してなかった 加工日記いってみましょう


↑いきなりこんな図か!?w

  これは NC旋盤に 切り粉が巻き付いた状況です。
  切り粉ってのは、鉄の削り屑(けずりくず)のことなんですが、
  条件が悪いと こんな風に長く巻き付いちゃって大変です。

  この時は、切削工具の先端がかげていたものです。

  だいたい 1巻き〜数巻きの カール状に切り粉で出るのが 良い条件ですね(^^)



↑セラミックの センバン加工やってますー

  穴開けとか、外径仕上げ とか、まったく鉄とノウハウが違うので、難しいですね〜。
  特に穴開けドリルは ハイスドリル使ってたら すぐ摩耗して使えません(;;
  弊社では 超硬ドリルで穴開けやってます。


また、
セラミックは「粉」が凄いです。


↑「粉」対策として

  こんな風に ワザと 鉄の切り粉を敷いておきます。
  なにもない状態だと クーラント油と一緒になって、流れていきますから、
  鉄の切り粉で対策ですね!



↑こんな感じに

  セラミック粉が 集まる仕組みです。
  鉄と一緒にスコップでさらうんで、手入れがラクになります☆




↑なんだっけ、ちょっとしたセンバン加工品




↑これは、なにやら軽自動車のドライブシャフトです。


↑先端のスプライン部に はまりこむように 内側スプラインを加工してくれって案件です。

  これは、埼玉の芝浦工業大大宮校舎の 依頼でした。
  どういうものかというと「学生教育目的-自動車製作コンペティション」のプロジェクトの 部品とのことです。
  URL → http://www.sys.meo.shibaura-it.ac.jp/~F-SAE/

  (九州では 九州工業大学が参加しているようです)


  話を戻しますと、
  この内径スプラインが かなり結構難しい加工でした(><
  歯車・スプラインを専門にやっている弊社でも苦労させられる加工ってのは久しぶりです。

  初め、試し切り用の材料素材を作って、一回目はうまくいきませんで、結局3度目で なんとかうまくいった感じです。

  こんな加工は 大きな会社ではまず嫌がる(というか門前払いでしょう…)
  本音をいうと ウチでも嫌がりたい加工内容ですね(;;

  でもまぁ、「やってみますよ」と言った手前、
  結果「出来ませんでした…」とは言いたくないので、なんとかやりました。

  是非とも 芝浦工業大学Formula Racingには、日本大会優勝をして欲しい物です(^^)

  ※上位3チームは 東京モーターショウに展示されるらしい
    もしそうなったら、飛行機で見に行きますよ(^^)



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