2007年 1月 30日 (火) 23:36


昨日放送のNHK「12坪工場の主たち」
by 鶴城屋

11時ぐらいからNHKで放送してる NHKアーカイブス
昔の番組を再放送やってるものだ。

そんで
たまたま昨日見たのが、いまから15年前放送の「12坪工場の主たち」
東大阪の工場で
まさしく!工場のおやっさん達の物語

工場と言っても、長屋なので、
薄い板一枚で仕切った隣は 別の工場。

また12坪なんで、多種多様の機械なんて置けないし、
ひとつの仕事内容に特化した工場が多い。
(プレスならプレスだけ、という風に)

15年前というと バブルも終わりかけの時期
親会社からは「値下げ」・「撤退」などの 厳しい要求をつきつけられて苦悩する工場

プレス機を動かして、1枚の単価1円40銭
10000枚作っても、¥14000? Σ(゜д゜)!?


汎用旋盤動かして 鋳鉄の球体削って、1個400円
この球体…砲丸投げに使うものらしく重量公差があり、
それを汎用旋盤で、両手動かして、神業的に球体加工しても
@400だなんて
40個作っても、¥16000? Σ(゜д゜)!?


すごい世界…


その中で、インタビューアが「この仕事のやりがいとは?」
との問いに、
「ひとがようやらんことを成し遂げたときの達成感かなー」
と答えてた。

よくわかる、かなり同意。


ウチも、
「どこも してくれる(出来る)ところが無い」という言葉に弱いw

それは、完全なオートメーション化された大きな工場ではなく、
ちっぽけな工場でしか出来ないこと。

いろいろ感慨深い思いにさせてくれる内容でした。
見れて良かったです(^^)


※中古機械屋の風景でてたけど、赤澤商会さんとこの倉庫だった!?








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