2007年 3月 19日 (月) 01:08


インボリュートスプラインを複合旋盤にて加工
by 鶴城屋

まぁ、そんなにたいした内容では無いですけど、
複合旋盤のミーリング加工にて、スプライン(オス側)を加工しました




↑これこれ

  修理モノの ピニオン軸
  初め、フラターテックさん(http://kpft.jp/)に問い合わせあってから、ウチに製作依頼がきたもの(^^;

  なにやら漬け物工場で使う機械らしく、
  「一日でも早く製作してくれ!」と催促受けるものですから、休日出勤して やっかいな加工箇所(スプライン部分)を 今日加工しました。
 
  シャフトに 下の写真のギアが 嵌り込み仕様

  当然ながら 図面ナシ

  計測してみるが、モジュール2のようだけど そうでも無し…
  まさか転位無しのインボリュートスプライン??
  そんなのあるのかな(?_?

  なにわともあれ、
  現物合わせでスプラインを加工しなきゃならないのです。

  モジュール2に近いのですが、厳密にはモジュール2とは違うようなので スプラインカッターは使用出来ません。(1.667でも違った)


仕方無いので、ミーリング加工でやることに
(歯の形状にエンドミル成形し、成形歯切りという訳ですな…)


↑こんな感じ

んで、


↑こんな感じに加工完了

  バッチリ、嵌り込みました。


↑途中、3φエンドミルが折れた

  4枚刃だったから折れたのかな?
  くぅー! 僅か2本の加工の為にエンドミルの新品損した。。。


※加工の内容は後日動画にしてupします。
たぶん、↑の超手抜き説明じゃ わかりずらいハズですから…

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